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回線品質(SLA)可視化

回線品質可視化

FITELnetルータを利用している拠点ごとに、監視したい回線のパケットロス率や応答時間(Round Trip Time)の変化を時系列で確認できます。通信状態の乱れや遅延を確認でき、原因調査や対策検討のためにご活用いただけます。

DNSプロトコルまたはICMPプロトコルを用いた監視を利用して監視先ごとに回線品質情報を取得します。回線品質情報の可視化により、回線品質監視の閾値を決めたり、DNSサーバの稼働状況の確認にもお使いいただけます。

このページでは、回線品質可視化の画面表示について解説します。 回線品質監視機能の概要や機器の設定は、それぞれ以下のページにございますので、併せてご確認ください。

利用条件

ファームウェアバージョン等の条件は、回線品質可視化のための設定のページの利用条件をご参照ください。

SLAプロファイル(監視回線ごと)の回線品質監視結果、設定

SLAプロファイル(監視回線ごと)の、回線品質監視の結果(UP/DOWN等)や設定を確認することができます。SLAプロトコル名のリンクをクリックすると、時系列でのパケットロス率、応答時間情報を表示できます。

表示される内容

メニュー説明補足
SLAプロファイルSLAプロファイル名が表示されます。
プロファイルステータスSLAプロファイルの監視結果が表示されます。
プロファイルステータスは、SLAプロトコルが複数設定されている場合、ステータス(SLAプロトコルの監視結果)がいずれかUPの場合に、UPとなります(*)。
* profile-status match-allを設定すれば、全てのステータスがUPの場合に、プロファイルステータスUPと判定します。
SLAプロトコルプロトコル種別およびSLAプロトコルエントリー名が表示されます。リンクをクリックすると、時系列でのパケットロス率、応答時間情報を表示できます。
ステータスSLAプロトコルの監視結果が表示されます。
SLA track名SLAプロファイルに連携しているSLA track名が表示されます。SLA trackは、プロファイルステータスに応じてルーティングエントリ(ip route/ipv6 route)を有効化もしくは無効化する場合に、対象のip route/ipv6 routeを紐づけるために使用します。SLA trackを連携していない場合は"-"
更新日時表示内容が更新された日時が表示されます。

SLAプロトコル(監視先ごと)の回線品質監視結果、設定

SLAプロトコル(監視先ごと)の、回線品質監視の結果(UP/DOWN等、パケットロス率、応答時間)や監視先アドレスの設定を確認することができます。

DNSまたはICMPをクリックすると、それぞれプロトコル種別がDNSまたはICMPの回線品質監視結果や設定を確認できます。初期状態で、DNS、ICMPどちらも表示となります。それぞれ1回クリックするごとに表示/非表示を切り替えます。

SLAプロトコル名のリンクをクリックすると、時系列でのパケットロス率、応答時間情報を表示できます。

表示される内容

メニュー説明補足
プロトコル名SLAプロトコルエントリー名が表示されます。リンクをクリックすると、時系列でのパケットロス率、応答時間情報を表示できます。
ステータスSLAプロトコルの監視結果が表示されます。
パケットロス率 (%)パケットロス率が表示されます。
RTT min/avg/max (ms)応答時間(Round Trip Time(RTT))が表示されます。(DNSプロトコル監視の場合、"---/---/---")と表示されます。
監視先アドレス設定されている監視先アドレスが表示されます。監視先アドレスが指定できていない場合は"No Address"と表示されます。
更新日時表示内容が更新された日時が表示されます。

時系列でのSLAプロトコル(監視先ごと)のパケットロス率、応答時間情報

SLAプロトコル(監視先ごと)のパケットロス率、応答時間の表示画面で、時系列での数値を確認することができます。ただし、SLA DNS監視に関しては時系列での応答時間の表示は未サポートです。

左上の表示期間(YYYY/MM/DD~YYYY/MM/DD)と表示数(10、20、50)が記載されている箇所をクリックすると、表示期間/表示数を変更できます。

グラフの左上に、プロトコル種別とSLAプロトコルエントリー名、監視先アドレスが表示されます。右上には、ピークになった時刻と値が表示されます。

表示される内容

メニュー説明補足
パケットロス率 時系列パケットロス率(%)が表示されます。プロットするデータがない場合、プロットされません。
応答時間 時系列応答時間(ms)の最小値/平均値/最大値が表示されます。プロットするデータがない場合、プロットされません。

一括ダウンロード

を押して、SLA統計情報をCSV形式で一括ダウンロードすることができます。