回線品質(SLA)可視化サービス
オンライン会議をしていて音声が途切れたり、遅れて聞こえてきたりすることはないでしょうか?
これは、回線品質が低下している状態。
近年のクラウドサービスやテレワークの普及により、各拠点間を繋ぐ WAN 回線の圧迫が原因です。
そんなときの回線品質監視機能!
回線品質を監視して、回線品質の低下を検知。常に安定したインターネット環境を提供します。
このページでは、回線品質監視機能の概要を説明します。
機器の設定方法や、Fらくねっとの画面表示については以下をご参照ください。
- 回線品質(SLA)可視化のための設定:機器の設定方法
- 回線品質(SLA)可視化:Fらくねっとの画面表示
監視用通信方法
下記通信方法に対応しています。
- DNS 通信方法
- ICMP 通信方法
各通信方法による特徴
特徴 | DNS プロトコル | ICMP プロトコル |
---|---|---|
監視用通信方法 | - DNS クエリ/レスポンス | - ICMP エコーリクエスト/リプライ |
監視項目 | パケット損失 | - パケット損失 - 応答時間 |
品質判定方法 | DNS クエリ送信 X 回の内、 連続して Y 回レスポンス受信失敗した場合に NG 判定(X, Y は設定可) | ICMP エコーを送信し続け、過去 W 秒の内、下記の場合 NG 判定 - X 回パケット損失または Y 回遅延した場合 - 連続して Z 回上記に該当した場合(W~Z は設定可) |
特徴 | - DNS 解決ができていなくても DNS パケットが返ってきていれば監視 OK とする設定が可能 | - 最短 100 ミリ秒間隔での監視が可能 |
SLA 監視機能を使うと何ができるの?
こんなことができます!
- 回線の品質状態をコマンド実行で表示!
- 品質状態変化をお客様にログで通知!
- 監視用通信により Internet への到達性/回線品質を監視し、品質低下のタイミングで冗長回線に切り替え!
- イベントアクション機能による連携したアクション(例:監視 NG 時に LED を点灯させる)も可能!
